インテリアが視覚的に癒してくれる方法
癒しの住宅が健康にも良い影響を与える理由について考えてみます。
輸入住宅のなかには自然志向の家も多く、
内装の素材については、珪藻土や漆喰などの素材の使用や
無垢フローリングや無垢材の階段材などが使用されています。
単にシックハウスへの素材の対応だけでなく、
見た目や質感へのこだわりによって癒しを得ているともいえます。
人間の心は化学成分の除去だけでなく、
精神的なイメージによっても癒される。
インテリアによる視覚的効果は影響があるといえます。
たとえば光が降り注ぐような窓があること、
風のとおりが良いようにカーテンが揺れて見えることなど。
癒しのある住宅は、そこに住む人の健康にも影響を与えます。
心と体はつながっていますから、精神が不安定であれば、
いくら健康な体でも体調を崩してしまうものです。逆を言えば、
体調が優れない場合は、心を健やかにすることで体調も良くなることが多いです。
癒しをテーマにして設計された住宅には、
心を開放し、リフレッシュする効果があります。
それはただ単に自分の希望だけを取り入れた住宅設計ではなく、
建築資材が持つ効果や空間設計がもたらす効果など、
家全体を癒し空間にするための工夫が必要です。
いくら素敵な家であっても、シックハウス症候群や
化学物質化敏症などになっては何にもなりませんが、
本当に癒される住宅とは、住んでいる人を
気持ちから元気にする住宅です。
素材と空間、間取りの両方の検討したインテリアが必要です。