ニッチをつけるインテリア術
壁ほりこみを作るデザインをニッチといいます。
スペースをとらずに、飾りができるので、玄関や廊下や
リビングのスペースなどにも作られます。
ニッチには間接照明を仕込んだものや照明のないものもあります。
日本の場合カウンターは木造住宅に合わせて木の場合が多いですが
大理石などのカウンターを使う施工事例も多く見られます。
壁に埋め込んで作るニッチは、家の空間が狭い日本の住宅には
かなり便利で導入しやすいアイテムです。
つけるだけで大分インテリアが変わるので、
間取りを変えずにグレードアップしたい場合に便利。
屋根裏部屋をデザインする
屋根裏部屋はロフト収納と違ってしっかりと部屋としてつくることが大事
現在の日本の法律だとロフトは天井高さ1400以下に抑えることで
延べ床面積に入れなくて済むのでそちらを選ぶことが多いのですが
そこはあえて、天井は自由な高さにしましょう。
普通の部屋として面積にカウントするだけで自由度が増します。
そして屋根裏部屋までは階段で登ること
はしごでは不便で行けませんね。荷物も持ってあがれないです。
屋根裏部屋には窓も付けましょう。明るさと風通しもほしいから
そして構造体を生かして梁などを露出しながらインテリアデザインを作ります。
かっこよくするためには内装も普通の部屋と同じに予算を使います。
床材も自分が一番好きな無垢材などを使ってみましょう。
壁と天井の間にモールディングを付ける
輸入住宅のインテリアが普通のインテリアと違うのはおさまりです。
例えば部屋の壁と天井の間には型をとった見切り材、モールディングがあります。
参考の施工例では白いモールディングが壁と天井にあるため
オレンジの淡い壁の色が引き立っています。
窓の部分はカーテンボックスとして横のラインはぐるりと通してますね。
日本の住宅の場合部屋全体に色を付けるのは少ないですが
こうして天井付近に飾りがあることで、明るい色や個性的な色の壁紙や
塗り壁などもおしゃれに見えてくることでしょう。
床と壁の間の巾木も日本の小さなものではなく大きな巾木を付けると
より、輸入住宅のインテリアのように仕上がります。
参考例のインテリアはあえて巾木は白ではなく濃い色にしていますが
これは床に合わせているもので白でもよいでしょう。
キッチンの取っ手をアイアンにする
輸入住宅のキッチンはひとつの見せ場のようなもの
システムキッチンでもよいですが、部品が気に入らないので
オーダーキッチンにする方も多いと聞きます。
その理由の一つが扉材の質感と取っ手の部分のデザイン。
白いキッチンで扉の凹凸の深いものを希望して
取っ手をアイアンでできたかわいらしいものに指定
これだけでも輸入住宅のインテリアっぽくなります。
天板はタイルという案もあるのですが目地に不安があったので
石の天板か人造大理石が耐久性がよいですね。
天然石の場合は色が濃い色の方がシミなどに強いようなので
白い天板にしたい場合は人造大理石の方がよさそうです。
ブラックだと御影石も使えそうでした。
洗面所にモザイクタイルを使う
洗面台は普通のシンプルなものでも
タイルを壁に使うと洗面所も違った雰囲気になります。
さらにオリジナルの雰囲気を出したいときにモザイクタイルが面白いです。
モザイクタイルというのは普通のタイルに比べ細かいため
遠くから見るといろいろな色が混ざった温かい風合いになります。
でも近づいてみるとタイルの素材なのですね。
洗面所は水に強い材料が望まれるのでぴったりの素材ということと
タイルの冷たい材質がどうも気になるという人には
温かみがあって雰囲気がオリジナルな感じになる
モザイクタイルの活用がインテリアをつくっていきます。
輸入住宅などのインテリアにも相性が良く
オレンジやブルー緑など色もさまざまあるので
好きな色でコーディネートできるのもうれしいところです。
明るいダイニングルームをガラスで仕切る
画像は明るいダイニングになるようにダイニングを
ガラスの明るい部屋にして仕切りもガラスドアにした施工例です。
ダイニングとリビングの間の仕切りはガラスの仕切りにすることで
軽快に光が入るのと各々独立したスペースに分けられます。
そしてガラスの室内ドアと仕切りはそのままインテリアにもなります。
奥に見える屋外への上げ下げ窓は連続して大きくとり
向こう側の海の風景が見えるような景色の良いものです。
仕切りは木製の白のフレームでデザインしています。
リビングとダイニングは同じ木材のフローリングでつながっています。
リビングは飾り棚もインテリアにして雰囲気を出しています。
暖炉のある家 画像
冬になるとエアコンだけでは寒いと感じる日もあります。
輸入住宅のインテリアのイメージには暖炉や薪ストーブが似合いますね。
もちろんあこがれていて、新築の時には自分もまきストーブや段戸を
必ず設置したいという方もいらっしゃるでしょう。
その手順はまずは専門のストーブの業者に暖炉を発注
最近では煙の出にくい構造のものもありますから
様々なストーブから予算を含めて選んでいきます。
ストーブの専門業者に依頼したら、
同時並行でハウスメーカーに暖炉のある間取りを依頼します。
暖炉があるからと言って内装の壁や床が煉瓦やタイルである必要はなく
その周辺だけでも燃えにくくなる状態になります。
法律で決まっている寸法もあるのでそこは暖炉やさんと
設計士との調整で行ってもらいましょう。
リビングで火を見ながら温かい家で過ごす。
素敵な時間になりそうですね。
バーカウンター インテリア
画像のようなバーカウンターのある家を作るのに
わかりやすい方法として
キッチンと一緒に作ってしまう方法があります。
アイランドキッチンとしてもバーカウンターとしても使えるような
オープンなキッチンにして、ハイチェアをおいてみます。
同じ予算でキッチンに比重を置く場合は
床の仕上げを削減したり、天井を表しにしたり
さまざまな工夫でコストコントロールしてみます。
冷蔵庫などの家電もインテリアの一部ですから
クールに見せたい場合はステンレス色、
ブラックやホワイト、ブラウンなどさまざまな色があるので
こだわって色や形も選んでみましょう。
レトロモダンに進化できる輸入住宅のインテリア
輸入住宅のインテリアには皮のソファーが良く似合います。
ドアも掘りも深いし、どっしりしているので
高級な家具が似合うのも輸入住宅の特徴でしょう。
リビングのインテリアは人それぞれであり一慨には言えませんが、
ソファーを置かれる方は非常に多いかと思います。
畳が主流だった以前の日本では畳の上にそのまま座るというのが一般的でしたが、
フローリング等の洋風住宅が増えてからは良く用いられるようになりました。
モダンなソファーでも実はドアや照明などと組み合わせて
レトロモダンの雰囲気に進化していきます。
ソファーは通常の椅子に比べて座り心地が良く、
来客応対としても非常に使いやすく、沈み込むので気持ちが良い。
一言でソファーと言っても、一人掛けの物からたくさんの人が座れる物、
角に置けるようL字型になったコーナーソファー等とても多種多彩で、
生地の選び方で同じデザインでも風合いが違って見えます。
レトロモダンのインテリアの場合は
ファブリックよりもレザーのほうが合うでしょう。
同じレザーでも縫い方のパターンで
すっきりしたものや雰囲気のレトロなものなど多彩にインテリアをかえられます。
また、照明の選び方でさらに多彩なインテリアを作ることが出来ます。
同じシャンデリアの形でもモダンなものから
クラシックなデザインのものまで多種ですから
自分のイメージにあわせて選んでみましょう。
家具とインテリアの組み合わせでリフォームできるのです。
住宅用シアタールームのインテリアデザイン
シアタールームのある家はそうはお目にかかりませんが
リビングやパーティースペースと考えれば
もっと身近に考えられるでしょう。
普通のリビングよりもパーティーが出来る
家族で楽しめるように作るというのがポイントです。
演出用の間接照明やインテリアデザインも少し遊び心を加えます。
自宅で映画鑑賞等を頻繁にされる場合は、
専用のシアタールームを検討するのもオススメです。
専用の部屋という事で、インテリアや設備をしっかりと考慮すれば
映画館並みの演出をする事も十分に可能かと思いますよ。
最近のテレビは薄く大きく映像も綺麗なので
スクリーンの設置にこだわらずに大型液晶テレビでも良いでしょう。
そして大事なのが防音設備、
シアタールーム仕様は壁の防音性能・設備を重視して
一般の住宅よりも性能を上げなければなりません。
その場合リビングとわけるメリットが出てきます。
映像、音響・防音設備や遮光性、
全ての性能・設備に対し突き詰めていこうとすれば
莫大な費用がかかってしまう事もまた事実ではあります。
どこかである程度の妥協をし、
優先順位を決めていく事が求められるでしょう。
シアタールームを検討する上で最も大切なのは、
やはり防音性能・設備になるかと思いますが、
どれだけ映像に特化しようとも音が駄々漏れで
他人に迷惑をかけてしまうのはご法度です。
シアタールームの設備投資に関しては、
まずは防音から入る事を推奨しますね。
防音室はピアノ室が分かりやすいですが
完璧に防音すると一箱500万、(一部屋で)
グレードをすこし下げても専門業者に依頼すると
200万以上はかかるといわれています。
パーティースペースとしてほどほどの防音でよい場合は
防音の程度を伝達しないとしっかり施工費がかかるので
程度を良く話し合ってすすめましょう。