ニッチを大量に壁面につけてみるインテリア
壁に多くのニッチをあけて壁面収納をデザインする。
ニッチは本来壁に数箇所ポイントとして使うものだが、
壁面いっぱいにニッチをつけると肉厚の収納棚のようになる。
薄っぺらい棚板が何枚も無愛想に重なるのがいやな人には
お勧めのデザイン手法である。
くぼみのひとつはテレビ台にしてもよいし、家族の写真入れにしてもよい。
お気に入りの小物を入れるコーナーにしてもよいし、
フィギュアなどを入れておいてもよい。
癒しの空間を作りたい場合はくぼみの中に観葉植物を入れる。
お酒のビンを入れておくのも、好きな人には癒しの効果がある。
本、書籍が好きな人は好きな本とか写真集を入れる。
陶器や古美術が好きな人は美術品を置く。
もちろん子供の作品や自分の作った作品置き場でもよい。
機能としての棚を作るのではなく、インテリアとしてのくぼみを作るのが大事。
ニッチの中には必ず何か入れなくてもよい。
くぼみを見ながらどうやって利用しようか考えるのも楽しいものである。
輸入住宅のインテリアには遊び心のヒントがある。